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フランとの出会い~その2~

それからずっと、仔犬が気になっていました。

うつ病でマイナス思考だったので、
「飼い主になった人が虐待するのではないか」
「結局売れなくて保健所に連れて行かれるのではないか」
とありもしないことを想像して心配していました。

1週間後、再度そのペットショップに行ってみると、まだ
その仔犬は売れておらず、やっぱり下を向いていました。

当時はすでに小型犬がブームで、ミニチュアダックスが大流行して
いて、大型犬は人気がありませんでした。

悪い想像しかできない私は、誰かに飼われるとこの仔犬の未来は
不幸せになると勝手に思い込んで、その場で購入を決めてしまいました。

3日後に迎えに行く約束をして、仔犬を迎える準備をしました。

犬が大嫌いの母は、猛反対でした。

・・・私のうつ病は母との関係に起因しています。
母の支配下にある自分を認識した頃から苦しんでいました。
でも、犬だけは譲れなかった。

生きるに値しない自分だけど、誰かのために生きたい、生きる支えが欲しかった。

今まで母の言うとおりにしていた自分だけど、これだけは譲りませんでした。

今思うと、家族に犬の嫌いな人がいるのは、犬にとってとても辛いことである
ことが痛いほどわかりますが、その時は理解しておらず、それについては
とても反省しています。

約束の3日後、仔犬を家に連れて帰りました。

母の第一声は「ブタみたい」でした。

名前は、犬の名前辞典というのを見ながら「フラン(Franc)」にしました。
フランス語で「率直な」という意味です。

素直で実直に育って欲しい、そう思って決めました。

| 出会い | 09:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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